2010年02月25日

【お財布術】「ネットスクール」編 一流講師とマイペースで(産経新聞)

 趣味やスポーツなどのスクールに通っても長続きしない人は多い。その理由の一つが時間の制約。そんな人に持ってこいなのが時間が融通しやすい「ネットスクール」だ。インターネットを通じた教室というと、英会話や受験生、社会人向けの限定メニューが多かったが、一流の講師陣と双方向のやりとりができるスクールなど、趣味の域を越えた質の高いコンテンツが売り物になっている。(日出間和貴)

 ≪一輪の花で安らぎを≫

 「地方に住んでいて一流の人気講師に習おうとすると時間がかかるうえ、受講料と交通費の負担が大。その点、ネットスクールなら効率的に時間を使え、1人でも気兼ねがいらない」とNTTナレッジ・スクウェアの久米真司企画部長。

 同社は昨年11月、双方向型ネットスクールを立ち上げた。スイーツ、ゴルフ、釣り、マジック、交渉術など、趣味や仕事の13ジャンル。受講生は自分の作品を撮影した写真(または動画)をネットで送り、各分野の著名な講師からアドバイスをもらえる。生徒同士がネット上で議論しながら互いの技術を高め合うこともできる。

 「花の教室」を受け持つ前野博紀さん(39)は草月流の気鋭の華道家。料金は3カ月(6レッスン)で5万円。華道というと流派に沿って師匠から直接指導を受けるイメージがあるが、前野さんは「華道に対する固定観念を打ち破って花人口の裾野(すその)を広げたい」と今回の依頼を快諾した。

 「ネット華道に時代の要請みたいなものを感じた。どんなに多忙な人でも一輪の花を通じて安らぎを感じたり希望を持つことができる。華道の魅力は、1本のはさみと器さえあれば年齢や性別を問わず、死ぬまで花を生けることにあります」

 ≪もう一度弾きたい≫

 ネットスクールの強みは、時間の制約を受けずに長続きしやすい点にもある。自分のペースで気ままに学べるからだ。

 ヤマハ(静岡県浜松市)の「ミュージックレッスンオンライン」は、「昔習った楽器をもう一度弾きたい」という人に打って付けだ。ピアノやギター、フルート、バイオリンなどの練習を自分のレベルや空き時間に合わせて受講できる。

 各楽器とも基礎コースは月額3465円(テキスト代別)と財布にやさしい。弾き方に関する個別の質問にも担当講師が対応。ネットスクールの男女比は男性が7割以上と、実際の教室で教える場合とは逆の傾向にあるという。

 ヤマハ広報部は「将来的には映像で質疑応答ができるようなシステムを作り、対面で教える教室に入会したがらない層をネットレッスンで解消していきたい」としている。

 そのほか、多彩な講座で利用者のニーズに応えているのが「ナレッジサーブ」(福岡市中央区)。講座数は300を超え、資格取得系から趣味・教養、癒し系まで多彩。ユニークなのが自分の専門知識を生かしてネット講座を自ら開設できる点だ。

 コンテンツの柔軟性に富み、師弟というタテ社会にとどまらないネットスクールは「学ぶ形」を変えていきそうだ。

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posted by Sophy at 23:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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